3種混合ワクチンの価格改定と、「年長・年中さん」への早期接種のおすすめ|天童ハート小児科|天童市泉町の小児科

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3種混合ワクチンの価格改定と、「年長・年中さん」への早期接種のおすすめ

3種混合ワクチンの価格改定と、「年長・年中さん」への早期接種のおすすめ|天童ハート小児科|天童市泉町の小児科

こんにちは。天童ハート小児科院長の高橋です。

本日は、小学校入学を控えたお子様(年長さん)、そしてその下の学年(年中さん)がいらっしゃる保護者の方へ、大切なお知らせがあります。

当院で実施している「就学前の3種混合(DPT)ワクチン」について、2026年4月からの価格改定と、今の時期に接種をおすすめする医学的な理由についてお話しします。


1. 2026年4月より接種費用が変わります

昨今の医療材料費およびワクチンメーカーからの納入価格の急激な高騰に伴い、当院でも現在の価格を維持することが困難な状況となりました。 つきましては、大変心苦しいのですが、2026年4月より以下の通り価格を改定させていただきます。

  • 2026年3月31日まで:6,000円

  • 2026年4月1日以降:10,000円

これはメーカーの価格改定によるもので、当院としても致し方ない措置となります。 しかし、2026年3月末までであれば、現在の価格(6,000円)で接種が可能です。


2. なぜ「就学前」に3種混合ワクチンが必要なのか?

このワクチンは、ジフテリア・百日咳・破傷風を防ぐものです。 これらは赤ちゃんの頃に「4種混合」や「5種混合」として接種していますが、実は百日咳の免疫は接種から4〜5年経過すると低下してしまいます。

ちょうど小学校に入学する頃には、百日咳に対する免疫が弱くなっており、集団生活の中で感染してしまうリスクが高まります。近年、小学生以上の百日咳患者さんが増えているのはこのためです。

日本小児科学会でも、こうしたリスクを防ぐため、「小学校入学前の年長さんの時期」に追加接種することを推奨しています。

■母子手帳に欄がなくても大丈夫? この時期の3種混合は、公費負担のない「任意接種(自費)」であるため、母子手帳には専用の記入欄がありません。 しかし、「欄がない=不要」ではありません。医学的には非常に重要なワクチンです。接種した記録は、母子手帳の「予備欄」や「その他の予防接種」のページにしっかり記載しますのでご安心ください。


3. 「年中さん」でも接種して大丈夫?

推奨期間は「年長(就学前)」と言われていますが、今の「年中さん(4歳〜5歳)」が接種しても医学的に問題はないのでしょうか?

結論から言うと、全く問題ありません。むしろ推奨できるタイミングです。

先ほどお話しした通り、百日咳の抗体は4歳頃から下がり始めます。つまり、年中さんの時期にはすでに免疫が低下し始めているのです。 そのため、年長になるのを待たずに接種することは、「免疫の切れ目をなくす」という意味で医学的にも理にかなっています。

  • 今の年長さん: 入学前に是非済ませましょう。

  • 今の年中さん: 4月からの値上げを待たず、今のうちに接種することで、医学的なメリットを得つつ、費用も抑えられます。


4. まとめ:3月までの接種をご検討ください

2026年4月以降は、どうしても4,000円の負担増となってしまいます。 ワクチンの効果は変わりませんので、コストを抑えられる2026年3月までの接種を強くおすすめいたします。

非常に入手困難なワクチンです。現行価格でご案内できる3月までに確保ワクチンの数には限りがありますので、お早めの予約をお勧めします。
(予約が集中した場合、3月より前の段階で6,000円で接種できる枠がなくなってしまう可能性があります)

「うちの子は打っても大丈夫かな?」と迷われる場合は、診察時や窓口でお気軽にご相談ください。 百日咳からお子様を守り、元気に小学校生活を送れるよう準備を整えましょう。

★ご予約はこちらから★