予防接種

| 知りたいこと | おすすめページ | 内容 |
|---|---|---|
| 年齢ごとに必要なワクチンを知りたい | このページ | 生後2か月、1歳、3歳、4歳、年長、9歳、11〜12歳など、年齢別の予防接種スケジュール |
| 天童市・周辺市町村で受けられる予防接種の種類を知りたい | このページ | 定期接種・任意接種、ワクチンの種類、対象年齢、接種回数 |
| 任意接種・自費ワクチンの料金を知りたい | 自費ワクチン料金 | 任意接種の料金、定期接種の時期を逃した場合の自費料金、細い針の料金など |
| 赤ちゃんの初めての予防接種を知りたい | 初めての予防接種 | 生後2か月、持ち物、服装、ロタワクチン、当日の流れ |
| 予防接種後のお風呂・外出・発熱を知りたい | 予防接種Q&A | 授乳、外出、お風呂、絆創膏、発熱、腫れ、ロタ、BCG |
天童ハート小児科では、天童市泉町で赤ちゃん・子どもの予防接種を行っています。天童市内の方はもちろん、東根市、寒河江市、河北町、山形市など近隣地域からも、予防接種や乳幼児健診でご来院いただいています。
また、山辺町、中山町、村山市、尾花沢市、大江町、川西町など、少し離れた地域からご相談いただくこともあります。
定期接種、任意接種、季節性インフルエンザワクチンなどに対応しています。接種できるワクチンや在庫状況は時期によって変わることがあるため、WEB予約画面またはお電話でご確認ください。
予防接種の際は、母子健康手帳、予診票、資格確認書類をお持ちください。天童市以外にお住まいの方は、接種券が必要になることガあります。お住まいの自治体にご確認下さい。
接種歴が分からない場合や、スケジュールが遅れている場合も、母子健康手帳を確認しながら相談できます。
天童ハート小児科では、赤ちゃんから学童・思春期まで、以下のような予防接種に対応しています。ワクチンの在庫状況や接種できる時期は変わることがありますので、ご注意ください。
| ワクチン | 主な開始時期・対象 | 定期/任意 | 補足 |
|---|---|---|---|
| ロタウイルスワクチン | 生後2か月から | 定期接種 | 飲むタイプのワクチンです。初回接種の開始時期に注意が必要です。 |
| 小児用肺炎球菌ワクチン | 生後2か月から | 定期接種 | 肺炎、髄膜炎、菌血症などの重症感染症を予防します。 |
| 5種混合ワクチン | 生後2か月から | 定期接種 | ジフテリア、百日咳、破傷風、ポリオ、ヒブを予防します。 |
| B型肝炎ワクチン | 生後2か月から | 定期接種 | B型肝炎ウイルス感染を予防します。 |
| BCG | 生後5〜8か月頃 | 定期接種 | 結核の重症化を予防します。 |
| MRワクチン | 1歳、年長 | 定期接種 | 麻疹・風疹を予防します。 |
| 水痘ワクチン | 1歳から | 定期接種 | みずぼうそうを予防します。 |
| おたふくかぜワクチン | 1歳、年長頃 | 任意接種 | 無菌性髄膜炎、難聴、精巣炎などの合併症予防に重要です。 |
| 日本脳炎ワクチン | 3歳、4歳、9歳 | 定期接種 | 3歳で2回、4歳で追加、9歳で2期を行うのが一般的です。 |
| 2種混合ワクチン | 11〜12歳 | 定期接種 | ジフテリア・破傷風を予防します。 |
| 3種混合ワクチン | 年長、11〜12歳など | 任意接種 | 百日咳予防のため、追加接種を検討することがあります。 |
| HPVワクチン | 小6〜高1相当の女子など | 定期接種 | 子宮頸がんなどの原因となるHPV感染を予防します。 |
| インフルエンザワクチン | 毎年秋〜冬 | 任意接種 | 注射ワクチン、経鼻ワクチンを選べる場合があります。 |
一般的な予防接種スケジュールの目安です。実際には、出生時期、接種歴、体調、自治体の制度、ワクチンの流通状況によって調整が必要になることがあります。母子健康手帳を確認しながら、個別にスケジュールを立てます。
| 年齢・時期 | 主に受けるワクチン | ポイント |
|---|---|---|
| 生後2か月 | ロタ、5種混合、小児用肺炎球菌、B型肝炎 | 初めての予防接種です。1か月健診が終わったら早めに予約しましょう。 |
| 生後3か月 | 5種混合2回目、小児用肺炎球菌2回目、B型肝炎2回目、ロタ2回目 | 初回接種からおおむね4週間後が目安です。 |
| 生後4か月 | 5種混合3回目、小児用肺炎球菌3回目、ロタ3回目 | ロタテックの場合は3回目があります。ロタリックスの場合は通常2回で終了です。 |
| 生後5〜8か月頃 | BCG | 標準的には生後5〜8か月頃に接種します。 |
| 生後7〜8か月頃 | B型肝炎3回目 | 1回目から十分な間隔をあけて接種します。 |
| 1歳 | MR1期、水痘1回目、おたふくかぜ1回目、5種混合追加、小児用肺炎球菌追加 | 1歳になったら大切なワクチンがまとまってあります。5種混合は3回目から6か月以上あけて追加接種します。 |
| 1歳半頃 | 水痘2回目 | 水痘2回目も忘れずに行います。 |
| 3歳 | 日本脳炎1期初回 1回目・2回目 | 通常3歳で日本脳炎を開始します。1回目と2回目は1〜4週程度あけます。 |
| 4歳 | 日本脳炎1期追加 | 日本脳炎2回目からおおむね1年あけて追加接種します。 |
| 年長さん | MR2期、おたふくかぜ2回目、3種混合、不活化ポリオ | MR2期は小学校入学前の1年間に受ける定期接種です。おたふく、3種混合、不活化ポリオは任意接種としてお勧めしています。 |
| 9歳 | 日本脳炎2期 | 日本脳炎の4回目にあたります。忘れやすい時期なので注意しましょう。 |
| 11〜12歳 | 2種混合、または3種混合を検討 | 定期接種として2種混合があります。百日咳予防の観点から、3種混合を検討することもあります。 |
| 小6〜高1相当の女子 | HPVワクチン | 子宮頸がんなどの原因となるHPV感染を予防します。標準的には中学1年生頃に始めます。 |
| 毎年秋〜冬 | インフルエンザワクチン | 13歳未満では通常2回接種です。経鼻ワクチン(フルミスト)を選べる場合もあります。 |
| 種類 | 費用 | 例 | 考え方 |
|---|---|---|---|
| 定期接種 | 対象年齢内であれば原則公費 | ロタ、5種混合、小児用肺炎球菌、B型肝炎、BCG、MR、日本脳炎など | 決められた時期に忘れず受けることが大切です。 |
| 任意接種 | 自費となることがあります | おたふくかぜ、3種混合、インフルエンザ、フルミストなど | 任意という名前でも、子どもを守るために重要なワクチンがあります。 |
「任意接種」は重要性が低いという意味ではありません。接種費用が自己負担になることがある、という制度上の違いです。
お住まいの自治体によって、助成の有無や予診票の扱いが異なる場合があります。天童市外にお住まいの方は、必要に応じてお住まいの自治体の案内もご確認ください。
2種類以上のワクチンを混合したものです。アルファベットの表記は英語の病名の頭文字をとったものです。
ロタウイルスワクチンには1価ワクチンと5価ワクチンがあり、接種スケジュールが少し異なります。いずれも、通常生後2か月から1回目の接種を開始し、腸重積の合併症を回避するために生後14週6日までに接種を開始する必要があります。
ロタウイルスによる急性胃腸炎を予防します。発熱、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛があり、特に嘔吐がひどく水分が取れずに脱水状態になると、入院して点滴治療が必要になります。
通常生後2か月に接種を開始し、27日以上の間隔をあけて3回接種します。さらに、生後12か月~15か月で3回目の接種後60日以上あけて4回目の追加接種を行います。初回の接種が生後7か月以降になってしまった場合や接種漏れがある場合は、接種間隔や回数が異なります。詳細は医師に相談してください。
肺炎球菌による感染症を予防します。肺炎球菌は、肺炎、中耳炎、髄膜炎、菌血症などの重篤な感染症を引き起こすことがあります。特に乳幼児はこれらの感染症が重症化しやすいです。
5種混合ワクチンは、ジフテリア、百日咳、破傷風、不活化ポリオ、ヒブを含むワクチンです。
通常生後2か月に接種を開始し、27日以上の間隔をあけて3回接種します。さらに、1歳早期に3回目の接種後7~13か月程度あけて4回目の追加接種を行います。初回の接種が生後7か月以降になってしまった場合や接種漏れがある場合は、接種間隔や回数が異なります。詳細は医師に相談してください。
2種混合ワクチンは、ジフテリア及び破傷風を予防するワクチンです。
11歳から12歳の間に接種します。
3種混合ワクチンは、ジフテリア、百日咳、破傷風を予防するワクチンで、任意接種(自費)として接種されています。
就学前(年長さん)に3種混合ワクチンの追加接種が推奨されています。
11歳から12歳の時に、定期接種の2種混合ワクチンではなく3種混合ワクチンを接種することが日本小児科学会から推奨されていますが、その場合は任意接種となります
通常生後2か月から開始します。2回目は1回目から27日以上あけて、3回目は1回目から139日(20週)以上あけて接種します。
母親が妊娠中にB型肝炎のキャリアであることが分かった場合、母子感染予防として、出産した医療機関から特別な接種スケジュールの指示があります。
B型肝炎ワクチンは、B型肝炎ウイルスの感染および母子感染を予防します。感染した場合、将来的に慢性肝炎や肝硬変、肝がんを発症するリスクがあります。
標準的な接種期間は生後5か月から8か月で、1回注射します。
結核の重症化を予防します。結核は通常長引く咳嗽の原因となりますが、BCGは結核性髄膜炎や粟粒結核(ぞくりゅうけっかく)と言われる重症なタイプの感染を防ぐ働きがあります。
日本脳炎ウイルスは、主に養豚場のブタから蚊が媒介して感染し、突然の高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状が現れます。さらに、知覚障害や運動障害などの後遺症が残ることがあり、命に関わることもあります。(昔の死亡率:20~30%)
合計2回接種します。
麻疹(ましん)は、高熱、発疹を引き起こし、肺炎や脳炎を併発すると命に関わることもあるウイルス感染症です。
風疹(ふうしん)は、高熱、発疹、首のまわりや耳の後ろのリンパ節の腫れが見られるウイルス感染症です。妊娠初期の妊婦さんが感染すると赤ちゃんが先天性風疹症候群という病気(心臓の奇形、白内障、難聴)を持って生まれる危険性があります。
合計2回接種します。
水痘(みずぼうそう)は、発熱と全身の水疱が見られるウイルス感染症です。一度水痘にかかると体内に住み続け、免疫能が低下した時などに帯状疱疹を引き起こすことがあります。
MRワクチンと同時の接種が推奨されています。
おたふくかぜに罹ると、発熱や耳下腺の腫れなどが見られます。無菌性髄膜炎・脳炎・難聴・精巣炎(不妊症)などの重い合併症を起こすこともあります。
(定期接種(女子)、任意接種(男子)/不活化ワクチン/筋肉内注射)
子宮頚癌は若い女性を中心に発症する癌で、日本では年間2,000~3,000人の女性が命を落としています。確実なワクチン接種と子宮頚癌検診による予防が非常に重要です。
インフルエンザウイルスには様々な株があって毎年流行する株が異なること、接種後の効果が長続きしないこと、などから、毎年の接種が必要です。冬に流行するので、10月頃からワクチン接種を開始します。
生後6か月以上13歳未満は年2回、13歳以上は通常年1回接種します(2回接種も可能)。
新しいタイプのインフルエンザワクチンです。注射のインフルエンザワクチン同様、10月頃に接種を行います。半年以上有効ですので、10月になったらすぐの接種をおすすめします。
2歳から18歳まで接種可能です。1シーズンに1回の接種です。
インフルエンザは38℃以上の高熱、頭痛、のどの痛み、咳、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感などの症状を引き起こします。時にインフルエンザ脳症の原因となり、生命に関わることがあります。
このページを書いた人:
天童ハート小児科 院長 高橋辰徳
小児科医・小児科専門医
このページは、予防接種を受ける保護者の方向けに、当院での予防接種の接種時期・種類と注意点をまとめたものです。
最終更新日:2026年7月7日
参考:
ワクチン情報は制度変更や流通状況によって変わることがあります。最新情報は日本小児科学会、厚生労働省、自治体の情報もご確認ください。